頭が痛くなりそう…偏頭痛が発生する原因と前兆のサインとは?
頭痛の中で特に女性に多く発症例が見られるのが、「偏頭痛」ですね。後頭部付近がズキンズキンと痛くなり、月に2回から週に1回と、頻度はそれほど多くはありません。
この偏頭痛は、一体何が原因で発症するのでしょうか?
ここでは、偏頭痛が発生する原因と前兆のサインについて紹介してきます。
偏頭痛が発生する2つの原因とは?
偏頭痛は、頭部の血管が拡張することで炎症を起こし、痛みが発生すると考えられています。
どうして炎症が起こるのかには、いくつかの説がありますが、現在代表的に言われているのが次の2つとなります。
1つ目が血管説と呼ばれるもので、頭部の血管が拡張することによって頭痛が起こるという考え方になります。
血小板からセロトニンが放出される関係で、一旦脳の血管が収縮していきます。
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その後、時間の経過に伴いセロトニンが分解されていくのですが、一度収縮した血管が逆に拡張するので頭痛が引き起こされるというものです。
女性は生理がある関係で血液が不足しがちになります。
脳に血液を送るのですが、血管が収縮していると満足に血液を送れません。そのため、偏頭痛に悩まされやすくなるのです。
そして、2つ目が「三叉神経血管説」と呼ばれるものです。
脳神経の中でも、もっとも大きいとされている三叉神経が関与していると考えています。
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三叉神経は、顔面周辺の感覚をつかさどるもので、何らかの刺激を三叉神経が受けると、末端から血管を拡張する作用を持つ神経伝達物質が分泌されていきます。
この働きによって拡張した血管や、それによって発生した炎症が神経を刺激します。これにより痛みが起こるというものです。
偏頭痛が発生する前の前兆のサインとは?
どちらの偏頭痛も、発生する前に前兆が伴う場合があります。もっとも多い前兆は、「閃輝暗転(せんきあんてん)」と呼ばれる症状です。
これは目の前が光でチカチカしたり、視野の一部にギザギザした歯車のようなものが浮かんだりしまう。
さらに症状が悪化すると「視界が欠ける」といった前兆が見られます。
一般的に5分から1時間ほど続いて、それが終わると激しい偏頭痛に襲われるのです。
もちろん前兆を伴わない人もいますので、全員が前兆を感じるわけではありません。
偏頭痛が発生する原因には2つの説があり、今回はそれを紹介しました。
どちらも同じような前兆を伴う場合がありますので、注意して自分自身を観察してみましょう。
引き続き、「頭痛の原因・対処法」を紹介していきます↓
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